何気ないコミュニケーション

昨日、ある御方と酒の席で…

 なかなか聞けずにいた、ある事を今回、酒に身を委ねて聞くことに成功したのです。

 それは、私がこの御方のご自宅を工事をさせていただいている時の事でした。『お母さん、おはよう』
と私の耳に入ってきたのです。その後すぐに、『はい、お父さん、おはよう』の声。
とても心地良く、そして何かくすぐったい感情に包まれたのです。
その後も、昨日あった出来事や、今日これからの出来事を話す、弾んだ会話が聞こえたのです。
そうです、今の会話は御方(旦那さん)と、その奥様との朝の挨拶でした。

 私は、事実確認の為、どうしても上の事が気になっていたので聞いてしてしまったのです。
『旦那さん、いつも奥様と挨拶をされてるみたいですけど…毎日ですか?』と。
【そうだよ、挨拶はいつもだね。おはよう、おやすみ、ありがとう、ごめんなさい、当たり前にね】と言った。
私が何を驚いているか?それは、挨拶をしているから、それも然り、仲の良い夫婦に驚いた。
これを読んでいる、読者の皆さん、30年、40年を共にしたパートナー(夫婦)が、子育ても一段落。
お二人で居る事が多くなった夫婦、想像してみてください。
特に私と同年代層の皆さん、自分の父母と同じ位の人の会話ですよね。
私は、衝撃が走りましたね。自分の父、母がしている会話と比べてしまいましたよ。
〝おはよう〟言ってないなぁ。
〝おやすみ〟…言ってないなぁ。
〝ありがとう〟……言ってない。
〝ごめんなさい〟・・・・・・ん~、、、聞いた時無いなぁ。
〝大丈夫?〟・・・・・・・・・そんな言葉もあまり聞かないなぁ。
〝昨日~があって…だったよ。〟〝今日あ~するからね…してくるよ〟・・・・・・ないないっ!
馴れ合ってしまったから、出来なくなる、しなくても良い存在になっていく。その気持ちも解ります。
でも皆さん、人と人との繋がりは、挨拶で始まり、挨拶で終わる。と言う様に、挨拶は大切なことであり、
今の現代社会には少なくなってしまった、会話を通してのコミュニケーションの大切さを、御方の
お蔭で再認識させてもらいました。

いつまでも、思いやりを忘れない人間でありたいですね。

 ~・・・、酒を飲み終え、ほろ酔いになった私、妻を迎えに呼び、車に乗り込む私。グタァ~とシートに。
・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。
『あっ、ただいま。それと迎えに来てくれてありがとう。。。』と付け加えた様な、ギコチナイ私の言葉。
この挨拶こそ、自分の中でマンネリ化してしまえば良いのに、と思いました。
挨拶は大事ですね。
その後、私は会話を止めることなく、自宅まで帰りました。

〝親しき仲にも礼儀あり〟